ノイズの種類

FMラジオ局・放送を受信していてチリチリとかバサーとか入ったりステレオランプが点滅する場合があります。これはノイズが混入しているというよりは、FMラジオに入ってくる電波が弱いために起こっている現象です。
ですので対策としては、室外アンテナをつける、FMブースター(増強)アンプをアンテナとラジオの間に入れるとかしてラジオへ入る電波を強くしてやります。

FM受信の場合はAM受信とは違いラジオでノイズとして聞こえる場合は、チューニングをあわせるとそれまでザーと鳴っていたのが無音になることが多いです。これが放送局の周波数(チャンネル)に近ければ、FM放送がブロックされて小さくなったりFMステレオのランプが点かないなど不具合がおこります。

そのほか近くで掃除機や洗濯機を使っていれば電源のオンオフでプチプチとノイズが入ることがあります。この場合はラジオの電源を別のより遠いコンセントから引いてきます。それでもノイズが取れない場合、100V用1対1の電源トランスが効果がある場合があります。特別にノイズカット・トランスと称しているトランス(=高価格)でなくてもそれなりの効果があります。

ノイズの原因


マンションや戸建ての家でFM放送が邪魔されるようなノイズの発生元は、ラジオ以外の電化製品です。多いのが蛍光灯やエアコンの室外機、湯沸かし器、調理機ですので一つ一つ電源をオフにしていって止まればその電化製品がノイズの発生元です。
電化製品が壊れかかってノイズを発生している場合もないとはいえませんがたいてい購入したときからノイズを発生しているので対策は困難ですが、できれば発生元で対策するのが一番効きます。
多くの電化製品はモーターをつかっていたりインバーター方式で電流をコントロールしていますので大電流を急速にオンオフしますので広い範囲の電波でノイズを発生します。

ノイズの伝播


ノイズ発生の本体から直接ノイズがFMラジオに飛び込むとか100V電源線経由でノイズが飛び込むということは無いとはいえませんが、主に電源線が送信アンテナとなってFMラジオのアンテナに飛び込むケースです。

対策


1)ラジオの側での対策はラジオの100V電源線にコモンモドノイズ対策チョーク(パッチンコアでもいい)をいれる。

2)アンテナを室外につけ、さらにアンテナとラジオをつなぐフィーダー線にコモンモドノイズ対策チョーク(パッチンコアでもいい)をいれる。

などがあります。4−1)ができなくても4−2)のみで効果があります。ノイズよりFM放送の電波のほうが強ければFM電波の性質とFMラジオしくみからノイズは軽減できます。
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